数学分野の概要
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4つの研究領域
数学分野は、算数・数学教育学、代数学、幾何学、解析学の4つの研究領域に分かれております。
各研究領域とも、算数・数学の基盤にある数学的な知識と数学的な考察力を深めることに意を用いるとともに、算数・数学教育の発展に指導的役割を果たすのに必要な、理論的・実践的な素養が身につくようにとの配慮もしています。特に、算数・数学教育学においては、問題解決や理解の様相といった子どもたちの認知的な側面、算数・数学の授業における社会的相互作用など、今日的な研究の推進を図っています。
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上越教育大学の特徴
上越教育大学の特徴の一つとして、実際に学校現場で活躍をしている現職の先生方が、大学院生として多く在籍しています。
大学を出たばかりの皆さんは、そうした院生と交流することで、より実際的なセンスを高めることができるでしょう。また、現職の先生方は若い感性に触れることで、自分の実践を問い直すきっかけになっているようです。
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385名の大学院修了者
令和4年度にスタートした教職大学院の数学分野では17名(内現職7名)の専門職学位課程修了者(令和7年4月現在)、また旧コースの大学院修士課程の数学教室では374名の修士課程修了者を輩出しています。修了生は各地の学校で活躍しており、附属学校教員や大学教員として研究を続けている方もおります。
また、兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科の教員を併任している教員もおり、同じ指導教員のもとで研究を続け、博士号を取得した方もいます。
自然棟
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事務局のある正面の玄関(右下)からみた自然棟(中央奥)です。建物の一番上に天体観測ドームが見えます。
左手側は講堂で、授業の他に、部活動や一般向けのコンサートなどが開催されます。
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大学構内の図書館前広場から見た自然棟です。木のうしろの方に見えます。左手側は購買や学生食堂などのある 大学会館という建物の一部です。
大学内のほとんどの棟がつながっています。大雪が降っても移動が楽にできるようにするためです。
自然棟からの眺め
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大学院生室からの眺めです。手前のレンガ色の建物が付属図書館で、その向こうに上越市役所のある木田地区、 そして直江津地区の町並みが広がっています。
上越市役所の手前にほぼ水平に北陸自動車道が走っています。
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自然棟の反対側、教員研究室側からの南葉山の眺めです。手前左側にあるのが 学生宿舎です。その裏手には実は自動車学校があります。
南葉山の左奥方向には、妙高山、黒姫山が続いています。